藤田まこと「次回は小泉監督と時代劇を!」と発言。「明日への遺言」初日
2008年3月3日 12:00

[映画.com ニュース] 第2次大戦後の戦犯裁判をたった1人で戦い抜き、部下の命を守った岡田資(たすく)旧日本海軍中将の姿を通して、現代人が失いつつある“美徳”を訴えかける感動作「明日への遺言」。総移動距離約8000キロ、全国15都市を駆けめぐる同作のプロモーションを敢行した、小泉堯史監督と主演の藤田まことが、3月1日、東京・丸の内TOEI2にて感無量の初日を迎えた。小泉監督、藤田のほか、岡田中将の妻役の富司純子や当日満1歳の誕生日を迎えた齋藤文ちゃん(岡田中将の孫・博子役)も登場した。
小泉監督は、「『60年前、幸か不幸か、日本は振り上げた拳を下ろし、それが平和で幸せな社会につながった。だが、アメリカはまだ戦争を続けているんだ』という言葉が印象的だった」と、先月開催された米サンタバーバラ国際映画祭で現地の男性に話しかけられたエピソードに触れ、「感受性の高い、若い人にもぜひ見てほしい」と作品をアピール。藤田は「原作(大岡昇平著『ながい旅』)通り、(プロモーションも)長い旅だったが、そんな疲れも吹っ飛びました」と、満場の観客に感謝を述べた。
「必殺!」シリーズの中村主水役としても有名な藤田は、「ぜひ近いうちに小泉監督と第2作、それも時代劇をやらせてほしい。『必殺!』はもう卒業しましたが(笑)」というリップサービスも飛び出した。「明日への遺言」は現在公開中。
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