金城武が恋する死神を演じた「Sweet Rain 死神の精度」完成
2008年1月28日 12:00

[映画.com ニュース] 伊坂幸太郎のベストセラー小説「死神の精度」を映画化した「Sweet Rain 死神の精度」が完成。1月27日、東京・有楽町の国際フォーラムにて主演の金城武、小西真奈美、富司純子、筧昌也監督による完成記者会見が行われた。
本作は、7日後に不慮の死を迎えることが予定されている人間の前に現れ、死なせるか、先送りにするかを判別する死神の千葉(金城)が、その対象となった一恵(小西)と出会ったことで、人間の感情を理解して人生を知っていく姿を描いたラブファンタジー。
死神役を演じた金城は、台湾、日本、香港と、アジアを股にかけて活躍しているとあって、その豊富な経験から撮影現場ではさまざまなアイデアを提供するなど、ムードメーカーの役割も果たしていたという。小西は撮影時を振り返って「千葉と一恵の微妙なズレを出したい会話のシーンを初日に撮影したら、絶妙なぐらい会話が噛み合わなくて、“あ、これはうまくいくな”と思いました」と、撮影初日の不可思議な手応えを告白。また、本作が長編監督デビュー作となった筧監督は「金城さんは主演俳優でありながら、作り手側の立場に立ってアドバイスをしてくれた。非常に有意義な撮影だった」と感謝した。
しかし、監督からその言葉が出ると、金城は「コインランドリーのシーンでは、僕の出したアイデアは見事に却下されました(笑)」と笑い飛ばし、「死神が現れたら?」との質問には「今は(別の映画の)撮影中なので、“ちょっと困るかな”と言ってみる(笑)。それでもダメなら、プロデューサーを集めて説明し、代役を立ててもらって迷惑がかからないようにしてから、実家に帰って親と一緒にゴロゴロ過ごす」と軽妙に回答。終始、会場の笑いを誘っていた。
「Sweet Rain 死神の精度」は3月22日より全国公開。
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