本当はスマート?「全然大丈夫」主演・荒川良々の素顔に迫る
2008年1月23日 12:00

[映画.com ニュース] TVドラマ「タイガー&ドラゴン」のジャンプ亭ジャンプ役や、「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」のえのもと役など、個性的なキャラクターが人気の荒川良々主演作「全然大丈夫」。商業映画では初主演となる荒川が、本作について語ってくれた。
映画は、世界一怖いお化け屋敷を作る夢を持つ本屋の長男・照男(荒川)と、彼の幼なじみでサラリーマンの久信(岡田義徳)、アマチュア画家・あかり(木村佳乃)とのおかしくも切ない三角関係を描くラブコメディ。
監督・脚本を務める藤田容介から「企画段階から主演は荒川君に決めていた」とラブコールを受けての出演となった荒川は、「僕は基本的に役作りはしないので、監督の演出通りにやりました。僕が演じる役は“もっとオーバーアクションで”と注文されることが多いんですが、今回藤田監督からは“なるべく抑え目に、リラックスしてやってください”と言われました」
主人公・照男は、人を怖がらせることに熱中するように能天気である反面、嫌味っぽく卑屈な面も持つクセの強いキャラクターだ。藤田監督は荒川と照男を比べて「荒川君はもっと冷静でスマート」と評しているが、荒川自身は「僕も嫌味なところがあります。精神的に追いつめるというか、わざと意地の悪い言い方をしたり(笑)」と冗談っぽく役柄と自身の共通点を語る。劇中で照男と久信が恋に落ちるドジで不器用なヒロイン・あかりについて話が及ぶと、「ドジな女の子は可愛いと思います。でもまあ、照男と久信があかりを好きになった理由は、間違いなく“見た目”でしょうね」と、嫌味と取れなくもない発言も飛び出した。
本作のキャッチコピー「憩いまくりたい人々に贈る、恋のユル騒ぎムービー」にちなみ、憩いたいときは何をするのか聞くと、「1人でぶらっと散歩したり、本屋に行ったり、映画を見たりしています。新宿でも渋谷でもどこでも行きますよ」とのこと。映画館にもよく足を運ぶそうで、「この前(アキ・)カウリスマキの『街のあかり』を見に行ったら、隣の席にいた若い女の人に“カウリスマキ好きなんですか?”って声をかけられました」
「全然大丈夫」は1月26日よりロードショー。
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