ゴールデン・グローブ賞授賞式中止で、LAの経済的損失は約90億円!
2008年1月11日 12:00
[映画.com ニュース] 米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で、今年のゴールデン・グローブ賞授賞式は中止となったが、米エンターテインメント・ウィークリー誌は推定損害額をなんと、8000万ドル(約87億円)になると算出した。
ロサンゼルスの有名な経済コンサルタント&リサーチ会社Los Angeles County Economic Development Corpは、ロサンゼルス郡全域(ハリウッドを含む)におけるゴールデン・グローブ賞授賞式の経済効果は例年7000万~8000万ドルあるが、今回の中止でその経済効果が水の泡になったという。
さらに、各映画スタジオや著名な雑誌(バニティ・フェア誌やイン・スタイル誌など)の主催する授賞式後のパーティがすべてキャンセルになったため、その損出額を全体で250万ドル(2.7億円)と見積もっている。すでに払ってしまったケータリング代は1セントも返ってこないという。
最も大きな損害を被ったのは、授賞式を中継する予定だった米NBCだ。3時間半の番組内で流される予定だったCMの広告収入は例年なら約1500~2000万ドル(約16億~22億円)が見込めたが、それがゼロになってしまった。また、主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)も、NBCから放送権料として収められる580億円(約6.3億円)がフイになった。
一方、アカデミー賞授賞式にはGグローブ賞の約1.5倍の1億3000万ドル(約142億円)の経済効果があるという。もし、万が一、2月24日の授賞式が中止になった場合はその経済効果がそっくり失われてしまうばかりか、レッドカーペット取材をするカメラマンやリムジンカーの運転手のギャラから、スターが着用したドレスのレプリカを作る服飾メーカーに至るまで、さまざまな形で損害を被ることになる。
ちなみに、11月5日より続いているWGAのストライキによるロサンゼルス郡全体の推定損失額は、波及効果も加算すると、およそ14億ドル(約1530億円)にも及ぶという。
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