まさかのハマリ役!「ピューと吹く!ジャガー」主演の要潤が語る
2008年1月8日 12:00

[映画.com ニュース] 「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」ほか多くのヒット作を生み出している、うすた京介の同名ギャグ漫画を実写映画化した「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」が、間もなく公開を迎える。本作の主人公ジャガージュン市を演じる要潤がインタビューに応じた。
「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」は、たてぶえを愛する謎の男ジャガージュン市と、彼をとりまくダメ人間たちが繰り広げる騒動を描くギャグコメディ。「漫画だからこそ面白い作品だと思っていたので、ジャガー役をオファーされた時は僕自身もびっくりしました」と語る要は、完成した本作の試写を見て終始笑い通しだったそうだが、「ふと横を見たら『何これ?』という表情で見てる人もいて、きっと観客の反応もこんな風に分かれるんだろうなと思いました(笑)」と冷静に分析。
本作の監督は「ガガガガガレッジセール」ほか数々のバラエティ番組を手がけたマッコイ斉藤が務めているが、ほとんど役者のアドリブに任せる演出手法だったとか。「最初にジャガーが登場するオーディションのシーンも、全部アドリブでやってくれと言われたんですが、そこはジャガーというキャラクターを観客が理解する重要な場面なので、納得するまで何度も撮りました」とのこと。オーディションシーンはぜひ注目したい。
笑いに関しては眠れなくなるほど頭を悩ませたという要は、本作の出演を通して“笑いの法則”を体得したそう。「周りの人をバットで殴るシーンは本気で殴りましたからね。相当痛かったと思う。監督から『痛がってる芝居じゃなくて、本当に痛がってる絵が欲しい』と言われ、ひどいことを言う監督だなと思いましたけど、声が出ないぐらい痛がってる様子がおかしいんですよね」
08年は、「魁!!男塾」(1月26日公開)、「デトロイト・メタル・シティ」(夏公開)、ハリウッド版「ドラゴンボール」(夏公開予定)など、実写化は難しいとされていた漫画原作の映画が続々公開となる。本作はその先陣を切って公開を迎えるわけだが、今後映画化してほしい作品があるか聞くと、「『スラムダンク』です。僕はあの作品が本当に好きで、もし実写化されたら絶対に流川楓を演じます(笑)」と答えた。
「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」は1月12日より公開。
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