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スピルバーグ監督の社会派ドラマに「ボラット」が出演!

2008年1月7日 12:00

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ビッグスター勢揃い!
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[映画.com ニュース] 「ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」でゴールデン・グローブ主演男優賞を受賞し、ティム・バートン監督の「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」(1月19日公開)にも出演しているコメディアンのサシャ・バロン・コーエンが、スティーブン・スピルバーグ監督の社会派映画「The Trial of the Chicago 7(シカゴ7裁判)」で、60年代末のベトナム反戦運動で知られる政治活動家アビー・ホフマンを演じることになった。英サンデー・タイムズ紙が伝えた。

アビー・ホフマンは、68年の民主党全国大会でベトナム反戦デモを行って逮捕された7名(シカゴ7)の一人。60年代のカウンター・カルチャーを代表する人物の一人で、イッピー(青年国際党)の共同設立者であり、裁判官にLSDの服用を薦めたり、ウッドストック・コンサートでザ・フーのステージを中断させて政治スピーチをするといったユニークな行動や、マリファナ栽培法や火炎ビン作成法を書いた著作「この本を盗め」などで有名だ。

同作は、シカゴ7の裁判を描くもの。スティーブン・スピルバーグが監督、「ア・フュー・グッドメン」「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」やTVシリーズ「ザ・ホワイトハウス」の脚本家アーロン・ソーキンが脚本を担当。ドリームワークス製作で、2010年の全米公開を目指すと言われている。

スウィーニー・トッド」でもバートン監督が絶賛するほどの歌声を披露しているバロン・コーエンは、先頃アタリ役のボラットとアリ・Gからのリタイア宣言をしたばかりだが、早くもスピルバーグ監督作でシリアスな演技に挑むことになった。

米バニティ・フェア誌のスピルバーグ監督のコメントによると、同作にはオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが弁護士ウィリアム・クンスラー(のちに米弁護士組合会長を歴任)役で出演するという。またウィル・スミスケビン・スペイシーの配役も考慮中とのことだ。

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