シネシティフェス2007が「テラビシアにかける橋」でオープニング
2007年11月26日 12:00

[映画.com ニュース] 11月23日、東京・新宿ミラノ1にて「東京国際シネシティフェスティバル2007」が開幕。“児童文学のノーベル賞”とも言われる国際アンデルセン賞などに輝いたキャサリン・パターソンの同名小説を、「ナルニア国物語」のウォルデン・メディアが映画化した「テラビシアにかける橋」(ガボア・クスポ監督)が同フェスティバルのオープニング作品として上映され、来日したジョシュ・ハッチャーソン、アンナソフィア・ロブが舞台挨拶に登場した。
本作は、いじめられっ子の少年ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)が、隣に引っ越してきた個性的で活発な少女レスリー(アンナソフィア・ロブ)と親友同士になり、豊かな想像力で小川を隔てた森に「テラビシア」という想像上の国をつくるというストーリー。
先日、ファンタジー映画「シルク・ド・フリーク」の主演に抜擢されたばかりの、現在15歳のジョシュは、いじめられっ子を演じた感想を求められ、「僕も、演技を始めた小学校4年生ぐらいの時に、『映画に出てるからって偉いと思ってるのかよ』と同じようなことをされたんだ。周りの子は『嫉妬してるだけだよ』と言ってくれたけど傷ついたね。その経験をこの役に込めて反映させたんだ」と、自らの経験を明かしながらコメント。「友情以外にもいろいろと感じられる要素があるから、心をオープンにして楽しんで、持ち帰って家族と分かち合ってほしい」と観客に呼びかけた。
一方、アンナソフィアは完成した作品を見た時の感想について「撮影中は何もなかったから、CGを使った部分を見て、『こうなってるんだ!』と驚いたわ。頑張った結果を見ることができて嬉しかった」と語り、「大人たちには自分の子供の頃を思い出してほしいし、子供たちにはインスピレーションで自分なりの“テラビシア”をつくってもらえたら嬉しい」と笑顔を見せた。「テラビシアにかける橋」は08年1月26日より全国公開。
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