「海猿」の次は「雪猿」、瑛太主演「銀色のシーズン」完成
2007年11月21日 12:00

[映画.com ニュース] 「海猿」シリーズや「逆境ナイン」で知られる羽住英一郎監督が初のオリジナル作品に挑んだ「銀色のシーズン」が完成。11月20日、東京・六本木のヒルズアリーナにて完成披露トークショーが行われ、羽住監督の他、主演の瑛太、田中麗奈、玉山鉄二、青木崇高、佐藤江梨子、國村隼が、人工雪が降り注ぐ中、10トンもの雪が敷き詰められた“雪のカーペット”を踏みしめて登場した。
本作は、“雪山の何でも屋”を始めた、村のやっかいものの“雪猿”3人の挫折と挑戦、そして突然現れた結婚間近の花嫁との切ない恋愛模様を描いた青春スキームービー。迫力ある華麗なスキーシーンが次から次へと登場するが、揃ってスキー経験がなかったそうで、「撮影よりも1シーズン前から練習を始めて、2年がかりで撮影に臨んだ」(玉山)、「ブーツの履き方、板の付け方から始めた」(田中)、「幼い頃のトラウマがあるのに八方尾根の頂上に連れていかれて、転げ落ちながら生還した」(國村)と、口々に苦労した様子を語り、羽住監督に至っては、「3年前から(本作の)準備を始めたが、経験がなかったので肋骨を折った。当時、デビュー作の『海猿』の撮影中だったが、2作目が作れればそれで良いと思っていた」と驚きの事実を明かした。
しかし、瑛太は「練習ではしんどいこともあったが、今振り返ってみると楽しかったことしか思い出せない。完成した作品を観たが、今までに出演したどの作品より素で笑っていた」と笑顔で語り、羽住監督の「自分自身の最高傑作が出来たと思っている」との言葉に、「その言葉を聞けて嬉しい。自信作なので、胸を張ってこの作品をおすすめしたい」とアピールした。
「銀色のシーズン」は08年1月12日より全国公開。
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