アカデミー長編ドキュメンタリー賞候補に「ヒロシマ ナガサキ」「シッコ」
2007年11月21日 12:00
[映画.com ニュース] 米映画芸術科学アカデミーは11月19日、07年度アカデミー長編ドキュメンタリー賞の候補作15作品を発表した。
日本関連では、広島と長崎の被爆者証言を収録した「ヒロシマ ナガサキ」(スティーブン・オカザキ監督)、旧日本軍による南京大虐殺をテーマにした「南京(Nanking)」(ビル・グーテンターク&ダン・スターマン監督)が候補作リストに入った。
他には、「ボウリング・フォー・コロンバイン」(02)で同部門を受賞しているマイケル・ムーア監督が米医療保険制度の欠陥を批判した「シッコ」もエントリーされた。
なお、候補作15本の中から5本に絞られ、08年1月22日に他の部門とともにノミネート作品が発表される。2月24日にハリウッドのコダックシアターで行われるアカデミー賞授賞式にて最優秀作品にオスカーが授与される。