宮沢りえが愛について意味深コメント!?「オリヲン座からの招待状」
2007年10月26日 12:00

[映画.com ニュース] 浅田次郎のベストセラー短編集「鉄道員(ぽっぽや)」に収められた「オリヲン座からの招待状」が映画化。10月25日、第20回東京国際映画祭にて特別招待作品として上映され、東京・渋谷のBunkamuraで、主演の宮沢りえ、原田芳雄、三枝健起監督が舞台挨拶と記者会見を行った。
本作は、昭和30年代の京都を舞台に、亡き夫が遺した映画館「オリヲン座」を守り続ける妻トヨ(宮沢)と、先代の弟子である留吉(加瀬亮)のひたむきな姿を描いた純愛ドラマ。映画では、昭和30年代と現代、2つの時代を生きるトヨと留吉の思いが綴られる。
映画産業の衰退という時代に翻弄されながらも、映画への情熱を貫くトヨを演じた宮沢は「一つのことや人を思い続ける、人間としての持続力の素晴らしさを教えてもらった。トヨさんのように私も愛し続けられるモノや人が少しずつ増えればいいなと思う」と笑顔で挨拶。
また、現代の留吉を演じた原田は自身の役について「“映画人”という自覚がとても強い人」と語り、本作の舞台の昭和30年代を懐かしみながら「当時の映画館は地域と非常に密接した場所だった。今も日本には少しではあるけれど、オリヲン座のような“生きた映画館”が残されている。本作を見てその魅力を感じてもらえれば」と力強くアピールした。
「オリヲン座からの招待状」は11月3日より全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント