話題のネイチャードキュメント「アース」が東京国際映画祭登場
2007年10月22日 12:00

[映画.com ニュース] 世界中で大ヒットした海洋ドキュメンタリー「ディープ・ブルー」や、驚異的な視聴率をたたき出した「プラネット・アース」シリーズのスタッフが再結集。ヨーロッパ各国でドキュメンタリー映画歴代興収を塗り替えつつある話題の独米合作のネイチャードキュメンタリー映画「アース」が、第20回東京国際映画祭2日目の10月21日、特別招待作品として上映された。
氷の大地から熱帯の森、そして深海に至るまで、野生動物と失われつつある地球の風景の想像を絶した奇跡的瞬間を、壮大なスケールで撮影したのがこの作品。上映前の舞台挨拶には、監督のひとりであるマーク・リンフィールドと、プロデューサーのアリックス・ティドマーシュが、ゾウとキリンのぬいぐるみを抱えて登場し、作品の見どころについて語った。
「(温暖化などの変化で)見られなくなるかもしれない、この地球の風景や動物をスクリーンに映し出したい」(リンフィールド監督)という想いをきっかけに、「ディープ・ブルー」のスタッフが再結集してスタートした本作は、「5年(2000日)の歳月を費やした、信念と野心あふれる作品になった」(ティドマーシュ)とのこと。1秒間に千コマ以上もの撮影が出来る防振装置を備えた超ハイスピードカメラでとらえたハイビジョン撮影について、リンフィールド監督は「“どう撮ったのか分からない”という驚異的映像を目指した。大スクリーンで見れば、必ず“その現場にいる”感覚が体感が出来るはず」と力を込めてアピールした。
なお、上映前には、日本での劇場公開版のナレーターを務める俳優・渡辺謙からのビデオレターが紹介され、会場を沸かせた。「吉野(奈良県)の桜を撮影したシーンもある」(リンフィールド監督)という「アース」は2008年1月、全国東宝洋画系ロードショー。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ