「クィーン」の続編製作決定!“トニー・ブレア3部作”完結編に
2007年10月5日 12:00

[映画.com ニュース] 今年のアカデミー賞で作品・監督・脚本賞など6部門にノミネートされ、主演女優賞(ヘレン・ミレン)を受賞した「クィーン」の続編が製作されることになった。米バラエティ紙によると、トニー・ブレア首相がダイアナ元皇太子妃の死をめぐる英国王室への働きかけを描いた前作とは趣も異なり、続編はクリントン前米大統領からブッシュ現米大統領へと政権交代した時期のブレア首相の一挙一動に焦点を当てるという。ヘレン・ミレンが出演するかどうかは不明。
今度の続編は、脚本家ピーター・モーガンがブレア前首相を主人公として書き上げた、第1作のTV映画「The Deal」(03)、第2作「クィーン」(06)に続く、“トニー・ブレア3部作”の第3作目になるのだという。前2作のスティーブン・フリアーズ監督に代わって、TV映画などで監督経験を持つトム・フーパーが監督を務め、08年4月に撮影が開始される。
もちろん、前2作でブレア前首相を演じたマイケル・シーンは完結編でも主役を演じ、イラク侵攻をめぐって米国のブッシュ大統領に追従する苦渋の姿を演じるはずだ。トニー・ブレアが英首相を退陣した今、モーガンがブレアをどう描くのか注目したい。
「クィーン」で一躍オスカー候補になった脚本家のモーガンは現在売れっ子状態。“盟友”マイケル・シーンが伝説的なイングランド・サッカー監督、ブライアン・クラフを演じるBBCフィルム作品「The Damned United」のほか、ワーキングタイトル作品の2作品、ブラッド・ピットとエドワード・ノートンの再共演作「State of Play」をリライトし、ジョン・ル・カレのスパイ小説の傑作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」の脚色にも挑んでいる。また、ロン・ハワード監督率いるイマジン・エンタテインメントの話題作「フロスト/ニクソン」など、枚挙に暇がない。
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