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「七人の侍」リメイク版に、サムライが一人も出てこない!?

2007年10月1日 12:00

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[映画.com ニュース] ハーベイ&ボブ・ワインスタイン兄弟がリメイク権を獲得し、中国人女優チャン・ツィイーが出演すると噂されている、ワインスタイン・カンパニーによる黒澤明監督作「七人の侍」(53)のリメイク版の脚本が明らかになった。米映画情報サイトIESB.netが伝えたもので、今度のリメイク版は表紙にこそ「Seven Samurai」の文字はあるが、舞台が戦国時代の日本から現代のタイへ移され、サムライが1人も登場しないという。

物語は、黒澤明橋本忍・小国秀雄によるアウトラインを生かし、カーン・ラオという将軍の略奪行為により壊滅的になった村から、1人の教養ある美しい女性タナシーが首都バンコクへ赴き、傭兵集めをするところから始まる。だが、7人の傭兵は南アフリカ人、オーストラリア人、イギリス人、ジャマイカ人といった国際色豊かなメンバーになる模様。また、黒澤版で三船敏郎が演じた菊千代の役はオーストラリア人のビリー・ボーイという男性が引き継ぎ、チャン・ツィイーは村の女性タナシーを演じることが明らかになった。さらに黒澤版の最も若い侍の勝四郎(木村功)と村娘(津島恵子)の淡い恋は、いかにもハリウッド版らしく、侍のリーダー格・勘兵衛(志村喬)に当たるチャーリーという白人男(ジョージ・クルーニーが演じるという噂も)と地元娘タナシーとの、「慕情」(54)風なロマンスに変更されている。

今回脚色したのは、「ヤング・ガン」「オーシャン・オブ・ファイヤー」のジョン・フスコだが、このリメイク版には他にも多数、オリジナルとは全く異なる設定が散見されるという。西部劇化された「荒野の七人」(60)はスティーブ・マックィーンらの好演があったが、今回のリメイクは世界中の映画ファンの予想を裏切る問題作となるかもしれない。

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