フー・ファイターズのデイブ、初めてカート&コートニー夫妻を語る
2007年9月20日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] フー・ファイターズのデイブ・グロールが、ニルヴァーナ時代の仲間であり94年に自殺したカート・コバーンとその妻コートニー・ラブに関して、初めて公に語った。
これは、9月14日、デイブが英ガーディアン紙のインタビューで、巷に広がる「フー・ファイターズの新曲『レット・イット・ダイ』は、カート&コートニーのことを書いた曲ではないか?」という噂について発言したもの。9月25日に発売される新アルバム「エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス」に収録された同曲には、“純粋無垢な男と酷い花嫁”という歌詞があり、これがカート&コートニーのことではないかとの憶測を呼んでいるのだ。
これに対して、デイブは「誰かが亡くなることに対する絶望的な気持ちを表現したんだ」と語り、カート&コートニーについては「俺はこれまでドラッグに溺れて死に至った人間を何人もこの目で見てきた。その最たる人物がカートだ。また、人生において怒りを覚えた人間もたくさんいる。その最たる人物がコートニーだ」と明かしている。
27歳の若さでこの世を去ったカートの生前のドキュメンタリー映画「カート・コバーン/アバウト・ア・サン」は現在公開中。