ピーター・ジャクソン監督、「ホビットの冒険」に復帰か?
2007年8月13日 12:00

[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」ファンに朗報だ。シリーズ3部作のプリクエル(前章)となるJ・R・R・トールキン原作の「ホビットの冒険」を、ピーター・ジャクソンが監督する可能性が高くなった。
同作の映画化権は年内までニューライン・シネマが保有するが、ジャクソン監督が同社に対し、シリーズ1作目「ロード・オブ・ザ・リング」の興収を不正計上したとして訴えを起こしたことが尾を引いて、監督就任が完全に暗礁に乗り上げていた。しかし、ここに来てニューラインのロバート・シャイCEOが歩み寄りの姿勢を見せ、ロサンゼルス・タイムズ紙に次のようにコメントした。
「『ホビットの冒険』の映画化を速やかに進めるため、ニューラインはジャクソン監督との関係修復に努めてきた。我々がジャクソン側とコンタクトを取っていたのは事実だよ。個人的な争いは抜きにして、私は彼を尊敬し賞賛している。彼の創造性をぜひ『ホビットの冒険』にぶつけてほしい」
ニュージーランドの映画サイトStuff.co.nzによると、ガンダルフを演じたサー・イアン・マッケランが、同作への出演について、ジャクソン監督や3部作の製作・脚本を務めた監督の妻フラン・ウォルシュと共に意見を交わしたという。この件に関し、同監督のスポークスマンは「ピーターとフランは常に『ホビットの冒険』を製作したいと望んでいたけれど、まだどうなるかは分からない」と表明。両者の動向に今後も目が離せない。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)