イーストウッドがサンダンス映画祭話題作のスコアを書き下ろす?
2007年8月10日 12:00

[映画.com ニュース] 作品毎にオスカーレースを賑わす映画作家クリント・イーストウッドだが、今年もレースに参戦するかもしれない。ミラマックス時代にオスカーレース常連だったワインスタイン・カンパニーCEOのハーベイ・ワインスタインが、サンダンス映画祭で目を付けた話題作「Grace Is Gone」(ジェームズ・C・ストラウス監督)の作曲を、イーストウッドが熱望しているという。
同作は、ジョン・キューザック扮する父親が、イラクで命を落とした従軍兵士だった母親の死を幼い娘たちに告げることが出来ないまま、一緒に旅をするというロードムービー。今年のサンダンス映画祭で観客賞(ドラマティック部門)や脚本賞を受賞するなど絶賛され、ハーベイ・ワインスタインが400万ドル(約4.75億円)で買い付けたという鳴り物入りの話題作。また、同作に惚れ込んだイーストウッドはスコアの提供を申し出て、今現在も作曲に精力を注いでいるという。「ミリオンダラー・ベイビー」など自身の監督作品では作曲も手掛けるイーストウッドだが、他人の作品の作曲を務めるのは異例中の異例のこと。
ところが、事は簡単ではなく、サンダンス公開版のオリジナルスコアは在英ドイツ人作曲家でピアニストのマックス・リヒターが手掛けており、リヒターにとってはトンだ災難だ。だが、イーストウッドの新しいスコアが使われたバージョンは、9月に開催される第45回ニューヨーク映画祭でお披露目され、10月5日に全米公開される予定。
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