カリフォルニア・ワインの世界的成功の秘話を実話映画化
2007年7月23日 12:00
[映画.com ニュース] アメリカ建国200年の記念行事で、仏米のワインをテイスティングする76年の“パリ対決”で、モンラッシェやムルソーといった老舗銘柄を押さえて白ワイン部門の第1位に輝いたのは、カリフォルニア・ナパバレーの“73年シャトー・モンテリーナ”だった(赤ワイン第1位も“73年スタッグス・リーブ・ワインセラーズ”)。これにより安ワインの産地と見なされていたカリフォルニアは、ワイン銘醸の地として世界的に有名になった。
米ハリウッド・レポーター紙によると、70年代を舞台に、そのモンテリーナ・ワイナリーが“パリ対決”に勝ち、カリフォルニア・ワイン隆盛の時代を築くまでを描く実話ストーリー「Bottle Shock」が製作されるという。
監督・共同脚本は「ゴーストブラザー/天国から来たヒーロー」「ビューティフルメモリー」のランドール・ミラー。クリス・パイン(「ラッキー・ガール」)がワイナリーを救うオーナーの息子で、ビル・プルマン(「インデペンデンス・デイ」)がその父。レイチェル・テイラー(「トランスフォーマー」)がワイン醸造を学ぶ大学生、エリザ・ドゥシュク(「クライモリ」、TV「TRU CALLING トゥルー・コーリング」)が地元のバーテンダー、アラン・リックマン(「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ先生)がイギリス人ワイン評論家に扮する。撮影は8月1日にカリフォルニア・ワインの名産地、ナパとソノマでスタートする。
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