ジュード・ロウが国連平和デイのPR映画に参加、アフガニスタンへ
2007年7月23日 12:00
[映画.com ニュース] 俳優のジュード・ロウ(34)が、9月21日の国連平和デイを記念する映画を撮影するために、アフガニスタン東部の危険地帯を訪れた。そこでロウは、イギリスのドキュメンタリー映画作家ジェレミー・ギレイと撮影スタッフを従えて、現地の子供たちや政府の閣僚、コミュニティの指導者たちへのインタビューを行った。
「この映画は、国連平和デイがどんな風にして人命を救えるのか、アピールする作品なんだ」とロウは語る。また、治安の悪いアフガニスタンを歩き回ることについては「ずっと訪れたいと思っていた。魅力的な場所だよ。ここでは、ジェレミーが安全なら僕にだって危険はない、そう感じるんだ」と語っている。
国連平和デイは、映画「Peace One Day」の製作などを通じたギレイ監督によるキャンペーンの後押しを受けて、01年に国連総会で採択されたもので、世界中の戦争や紛争の停戦や非暴力の精神を訴えている。
「戦争・紛争の有無に関わらず、メッセージは全ての人に向けられたものさ。平和が大事だと思ったら、この平和デイに、世界中の人々に希望を与えるため、出来ることをするまでさ」と語るギレイ監督のドキュメンタリー映画は、世界50カ国、70もの映画祭で上映される。
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