J・ウー×YMO×プラダがコラボ、アニメ「エクスマキナ」製作発表
2007年6月21日 12:00

[映画.com ニュース] 士郎正宗(「攻殻機動隊」)の原作コミックを斬新な3D CG映像で映画化したアニメ「アップルシード」(04)シリーズの最新作「エクスマキナ」の製作発表が6月19日、東京・南青山のプラダ・ブティック青山店で開かれた。
「エクスマキナ」は、西暦2138年の世界を舞台に、頻発するサイボーグの暴走テロ事件に立ち向かう特殊部隊員の活躍を描くSFアクション。注目は、「フェイス/オフ」「M:I-2」のジョン・ウーがプロデュースを担当。また、元YMOの細野晴臣が音楽監修を務め、坂本龍一と高橋幸宏とともに結成した新ユニット“HASYMO(ハシモ)”としてテーマ曲を提供。さらに、世界的ファッションブランド、プラダのデザイナー、ミウッチャ・プラダが主人公の衣装デザインを手掛けた。プラダが映画にデザインを提供するのは“史上初”とのこと。
ジョン・ウーのパートナーで、本作のプロデューサーを務めるテレンス・チャンは「この素晴らしい作品を世界に広めたい」と意欲を語れば、プラダのグループ・コミュニケーションズ・ディレクター、トマゾ・ガッリ氏は「革新的で新しいトレンドを生み出すのがプラダの理念。これからはファッションとアニメーションのコラボレーションが新たなトレンドとなるはずだ」とプロジェクト参加の理由を表明。細野も「いろいろな偶然が重なってやることになったが、前作『アップルシード』は公開初日に見に行くほど大好きだった」と語った。
そんな世界的トップクリエイターたちとコラボレーションした荒牧伸志監督は、「ジョン・ウーとの細かな意見のやりとりは勉強になったし、プラダのデザインを実現し、全てをそのレベルに合わせるためにスキルアップもした。そして、細野さんの音楽によって映画の世界に透明感が加えられた。その結果を早く皆さんにご覧いただきたい」と自信のコメント。会場で上映された4分間のフッテージ(特別映像)には、“ジョン・ウー印”とも言える2丁拳銃のアクションシーンも! 鳩が飛ぶかどうかは本編の完成を待たなければ分からないが、前作を超える仕上がりを期待させる。「エクスマキナ」は10月20日全国公開。
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