「レミーのおいしいレストラン」会見で明かされた、しずちゃんの壮大な夢
2007年6月14日 12:00

[映画.com ニュース] 「Mr.インクレディブル」でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したブラッド・バード監督によるピクサー・アニメーションの最新作「レミーのおいしいレストラン」の来日記者会見が、6月13日、東京・恵比寿のフレンチレストランROBBIN'S CLUBで開かれ、バード監督とプロデューサーのブラッド・ルイスが登場した。
パリのレストランを舞台に、フランス料理のシェフに憧れるネズミのレミーと、料理が苦手な見習いシェフの青年リングイニが、それぞれの夢を叶えるため二人三脚で奮闘する様子を描いた本作。「現実に厨房にはネズミがよくいる。でも、そのネズミがシェフになりたいというのは非現実的で、そのためには大きな障害を乗り越えなくてはならない。だからこそ、そこにドラマが生まれるんだ」と作品の意図を打ち明けた監督は、リサーチのため実際にパリを訪れ、高級フランス料理を食べ重ねて研究したという。「リサーチのためにパリへ行ったんだけど、ひたすら美味しいものを食べられて、こんなに楽しい旅はなかったね。ただ、食べ過ぎで苦しくて動けなくなって、台車で運ばれちゃったこともある(笑)」
また、会見の最後には、配給元のブエナビスタから日本における「レミーのおいしいレストラン」応援団長に任命された、人気お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代がシェフ姿で来場し、「ほたて貝とトマト・コンソメゼリーのプチ・ラタトゥイユ添え」を監督とプロデューサーに振舞った。しずちゃんが応援団長に任命されたのは、「レミーと同じく大きな夢を叶えるために頑張っているから」とのことだが、彼女の夢とは「素敵な男性と結婚し、素敵なお嫁さんになること」。司会者が思わず「その夢はレミーと同じくらい叶えるのが難しいことですか?」と口を滑らすと、「あんた、失礼やな……」と、ちょっとお怒りのしずちゃんだったが、監督から「あなたはとてもキレイだよ」と慰められるとすぐに機嫌を取り戻し、照れくさそうに「アイ・ラブ・ユー」と監督に告白(?)して会場を盛り上げた。
「レミーのおいしいレストラン」は7月28日公開。

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