「ハリウッドランド」試写会で藤岡弘、がヒーローの苦悩を代弁する
2007年6月8日 12:00

1950年代のTVドラマ「スーパーマン」のスーパーマン役で人気を博した俳優ジョージ・リーブスは、1959年6月16日に自宅で謎の死を遂げ、その真相はいまだ明らかになっていない――。リーブス役のベン・アフレックがベネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞した話題作で、人気俳優の謎の死とハリウッドの知られざる裏側に迫るサスペンス映画「ハリウッドランド」の特別試写会が、6月6日、TOKYO FM HALL(東京・半蔵門)にて開催された。会場には日本のヒーロー、仮面ライダー1号を演じた俳優の藤岡弘、が来場し、熱いトークを繰り広げた。
映画は、もうひとりの主人公である私立探偵(エイドリアン・ブロディ)がリーブスの怪死事件を調査するうち、スーパーヒーローを演じる俳優の苦悩とミステリアスで衝撃的なハリウッドの内幕を解き明かしていくというもの。自身もハリウッド映画(84年「SFソードキル」)に出演経験のある元ヒーロー俳優の藤岡は「華やかな中にも、厳しい競争と様々な目線が絡み合い、独特の雰囲気に圧倒された」と当時のハリウッドの実状を振り返った。
また、ヒーローを演じることの苦悩や葛藤については、「子供たちに与える影響は絶大で、ヒーローである責任も重く感じた。『お願いだから(仮面ライダーに)変身して』と迫られると困ってしまい、『(ライダーの敵の)ショッカーがいないと変身できないんだよ』と断ったこともあったし、自分もヒーロー役と俳優として成長したいという野心との間で葛藤したこともあった」と往時の心境を明かした。最後に「この映画の見どころは、人間としての野心とハリウッドの複雑な人間関係、華やかな中に厳しい現実があることを描いている点。リーブスは限界を感じていたのだと思うが、自分と自分の信念を信じて、もっと生きてほしかった」と語ってトークショーを締めくくった。
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