「トランスフォーマー」特別映像初披露、主演俳優はちょっと“M”?
2007年6月1日 12:00

スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督による今夏の超大作「トランスフォーマー」の来日記者会見が、5月30日、東京・新宿のパークタワーホールにて開かれた。会見には主演のシャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックスが出席し、29分間の特別映像も世界初披露された。
特別映像は、中東カタールの米軍基地がヘリコプターからトランスフォーム(変形)したロボットに襲撃される場面や、そこから生き延びた兵士が執拗に追跡してくるロボットと死闘を繰り広げる場面など、メガトン級のアクションがてんこ盛り。一方で主人公の少年サム(シャイア・ラブーフ)が恋心を抱くミカエラ(ミーガン・フォックス)を必死になって誘う様子や、サムが家族にロボットの存在を隠し通そうと慌てふためく場面など、ユーモアあふれるシーンも披露された。映像にはスピルバーグからのメッセージも含まれ、その中でスピルバーグは「私は『トランスフォーマー』のフィギュアが大好きで、子供たちと一緒にフィギュア同士を戦わせたり、演技させて遊んでいたが、それはまるで映画を作っているようだった。既にアニメ化はされていたが、実写映画にしても面白いと思った」と映画化のいきさつを語り、会見場にいたシャイアは「とにかくスゴイ映画になる。単純に比較はできないけど、『スパイダーマン』3作分を足したくらいのアクションがこの1作に盛り込まれているよ」とPRした。
また、主演のシャイアは、スピルバーグから「若い頃のトム・ハンクスを思わせる素晴らしい俳優」と紹介され、スピルバーグが監督する「インディ・ジョーンズ4」にも抜擢された注目の若手。一緒に登壇したミーガンの魅力を尋ねられると「ご覧の通り美しいし、とても強い女性。現場では冗談を言って笑わせすぎると、『Shut Up!(黙って)』と強めに言われるんだけど、それがちょっと快感なんだ(笑)」と、本気か冗談か“M”っ気たっぷりの発言で会場を笑わせた。
「トランスフォーマー」は7月4日に全米公開され、日本では8月4日公開。
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