リュック・ベッソン監督の環境映画が無料上映に?
2007年4月20日 12:00
アメリカ元副大統領アル・ゴアのドキュメンタリー映画「不都合な真実」が注目を集めるなか、リュック・ベッソン監督が環境問題をテーマにした映画「ブーメラン(原題)」を製作することが明らかになった。フランスの航空写真家ヤン・アルチュス=ベルトランと組んで撮影を行うものだが、斬新なのが映画の配給方法だ。1人でも多くの人に見てもらいたいとの思いから、ベッソン監督はなんと無料で配給する予定だという。ただし、配給を無料にするのは、投資家が出資額と10%の利益を回収してからのことになるそうだ。撮影は、人間に供給される家畜の飼料を育てるために熱帯雨林破壊が進むブラジルの豆畑のプランテーションからスタートし、世界の約60の国々をまわる予定。