ヒュー・グラントがジャパンプレミアで苦手なダンスを披露
2007年4月13日 12:00

落ちぶれた80年代のポップスターと、失恋が原因で書けなくなった作家志望の女性が繰り広げるラブストーリー「ラブソングができるまで」。公開を間近に控えた同作のジャパンプレミアが4月12日、東京国際フォーラム(東京・有楽町)にて行われ、来日した主演のヒュー・グラントが舞台挨拶を行った。80年代のディスコ風に演出された会場には当時のヒットナンバーが流れ、ミラーボールがきらめく中、グラントがファンの黄色い声援に迎えられ、ステージに登場した。
「ラブソングができるまで」は、グラント自身も「若かったし、希望に溢れた良い時代だったけれど、ファッションはひどかった」と語る通り、80年代の華やかでビミョーなカルチャーをふんだんに散りばめたロマンティック・コメディ。監督・脚本は、同じくグラント主演の「トゥー・ウィークス・ノーティス」も手掛けたマーク・ローレンスが、“ラブストーリーの帝王”の異名を取るグラントと再タッグを組んだ1本だ。
グラントは本作でピアノ、そして歌と踊りを初披露しているが、「歌は音程をはずしてもコンピューターで修正ができるし、ピアノはとにかく練習すればなんとか弾けるようにはなるけど、ダンスは……」と苦笑。「踊りの仕事はもう勘弁だ」と語ったが、会場からの熱烈な「ヒュー! ヒュー!」というコールの中、一瞬ではあるが、ダンスを披露するというファンサービスも行い、歓声の中、笑顔で会場を後にした。
「ラブソングができるまで」は4月21日よりロードショー。
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