真田広之、メシで釣ってキャプテンに!「サンシャイン2057」会見
2007年3月30日 12:00
「トレインスポッティング」「28日後...」のダニー・ボイル監督が、消滅寸前の太陽を再生させるために旅立った宇宙船の冒険を描いたSF「サンシャイン2057」。同作の公開を2週間後に控え、出世作「28日後...」以来のボイル作品への出演となった主演のキリアン・マーフィと、宇宙船イカロス2号の日本人船長を演じた真田広之がそれぞれ来日。3月29日、東京・新宿のパークハイアット東京にて来日記者会見を行った。
同作は宇宙船に乗った8人のミッションを描く内容とあって、ボイル監督は撮影前に国籍・人種の違う8人の俳優を集めて合宿を敢行。劇中同様にチームのリーダーを務めた真田は「合宿中はキッチンをシェアしていたので、寝るとき以外は一緒でした。誰かが作らないと食にありつけない状況で、聞いて回ると誰も料理を作れないという。それで作るようになったんですが、船長というより料理長ですよね。要するに、メシで釣って、キャプテンの資格を取得したんです(笑)」と冗談交じりのコメント。
また、映画の舞台である2057年には何をしているか?という質問にキリアンは「未来のことはあまり考えないようにしてるし、自分自身のことよりも、子供たちのことが心配。もし、この映画のように地球が消滅の危機に瀕しているならば、やはり個人個人が地球の存続のために責任を感じて、やるべきことをやることが重要だと思う」とメッセージを残した。「サンシャイン2057」は4月14日よりロードショー。