カルチョの国イタリアでマラドーナ映画ブーム!
2007年3月30日 12:00
サッカー界において数々の伝説を残してきた元アルゼンチン代表、ディエゴ・マラドーナ(46)を主人公にしたサッカー映画「マラドーナ 神の手(Maradona, la mano di Dio)」が、29日イタリアで公開された。監督は、「モニカ・ベルッチ ジュリア」(98)のマルコ・リージで、「ニュー・シネマ・パラダイス」(89)で青年サルバトーレ(トト)を演じたマルコ・レオナルディがマラドーナを演じる。
伝説となった「神の手ゴール」「5人抜きドリブル」など、86年サッカーW杯メキシコ大会でアルゼンチンを優勝に導き、また80年代末イタリア・サッカーリーグ、セリアAでナポリを見事2度も優勝に輝かせた全盛期の彼の雄姿がドラマティックに描かれるほか、選手として晩年のドーピング問題(94年アメリカW杯を追放された)、さらに引退後の薬物問題にまで深く切り込んだ一代記になっている。マラドーナは、06年ドイツW杯のスタジアムでアルゼンチン代表のユニフォームを振り回すなど元気な姿を見せていたが、激太りと過激なダイエットを繰り返している近年は病院へ搬送されることもしばしば。熱狂的なマラドーナファンであるリージ監督は、ラストに「マラドーナはダイエットで激やせしたが、闘志は衰えない」という応援メッセージを付け加えている。
このほか、「ライフ・イズ・ミラクル」のエミール・クストリッツァ監督の新作であるドキュメンタリー映画「マラドーナ 黄金の子(Maradona, El pibe de oro)」も近く5月4日にイタリアで公開。こちらは、サッカーのスター選手多数に、マラドーナの魅力を取材したもので、アルゼンチンをはじめナポリやスペイン・バルセロナで撮影された。世界の3大映画祭で何度も最高賞を受賞している“巨匠”クストリッツァによる“伝説の男”マラドーナ観は、サッカーファンのみならず興味がつきない。
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