30年の旅、ここに完結!「ロッキー・ザ・ファイナル」のスタローン
2007年3月27日 12:00

76年の第1作以来、約30年にわたり世界を魅了してきたシルベスター・スタローンの代表作「ロッキー」。そのシリーズ完結編となる「ロッキー・ザ・ファイナル」をひっさげて、監督・脚本・主演の3役を果たしたスタローンが来日。3月26日、東京・日比谷の帝国ホテルにて来日記者会見を開いた。
90年の「ロッキー5」以来、約17年ぶりの続編となる本作。製作理由を聞かれたスタローンは「前作の出来は良くなかったし、それはすべて私の失敗だった。作品に魂を込めることができなかったんだ。それから、キャリアの浮き沈み、家庭問題などいろいろな経験をして、こういう人生に起こるさまざまなことを映画にすべきだと感じたんだよ」とし、「人生っていうのはずっと勝ち続けることはできない。負けの連続だ。だが、負けても負けても挑戦するその意志が大事なんだ」と熱っぽく語った。
また、ロッキーといえばボクシングだが、ファイトシーンの撮影について話が及ぶと「映画の中と同じさ。若さ、スピードがないから意志の力で身体を作って撮影に臨むしかなかったね。あのラスベガスのファイトシーンの撮影は、自分(=ロッキー)以外、9000人の観客、本物のボクサーなどすべてリアルだ(笑)。2ラウンドでダウンするシーンがあるが、あれも本当にパンチを受けてダウンしたんだ。お陰で身体はボロボロだよ」と撮影を振り返った。「明日には『ランボー』続編の撮影のためにタイに戻らないといけないが、この『ロッキー・ザ・ファイナル』のPRツアーは日本が最後なんだ。つまり、ここは30年に渡る『ロッキー』の旅の最終地点なんだよ。日本が最後の地で良かった」と感慨深げに語り、会見を締めくくった。
「ロッキー・ザ・ファイナル」は4月20日より全国ロードショー。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース


「天国と地獄 Highest 2 Lowest」あらすじ・概要・評論まとめ ~世界のクロサワの名作をスパイク・リーが再解釈、時代を超えた巨匠同士の対話~【おすすめの注目映画】
2025年9月11日 12:30
オリジナル 洋画 まとめ 評論 配信




映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画