M・ゴンドリー監督、トイレットペーパーに異様なこだわり?
2007年3月20日 12:00

「ヒューマンネイチュア」「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督の新作「恋愛睡眠のすすめ」は、恋に破れたシャイな青年が現実逃避して夢の中で恋愛するというファンタジック・ラブストーリー。3月16日、フランス映画祭2007の上映に合わせて来日したゴンドリー監督が、都内全日空ホテルにて記者会見を行った。
昔から“夢”に興味を持っていたという監督が、構想に7年を費やし満を持して映画化した本作。監督自身の青年時代だという主人公ステファン役には、話題作「バベル」にも出演しているメキシコの人気俳優ガエル・ガルシア・ベルナルを起用しているが、それについて監督は、「ガエルを起用して一番問題だったのは、彼がすごくハンサムなことだ。自分が彼のようなハンサムだと勘違いしてる奴だと思われたくないしね(笑)。ガエルはいろいろな資質を持ち合わせているんだ。ドラマティックな演技ができるし、独特のユーモアも持っている。とは言っても、この映画では彼をなるべく魅力的に見えないようにしなければならなかったけどね」と自嘲気味にコメントした。
劇中、ステファンの夢の中で起こる不思議なシーンの数々は、手作り感が伝わる独創的な映像になっている。撮影について聞くと、「ステファンの頭の中で起こるシーンは、幼い頃に見たロシアやチェコのアニメからヒントを得て撮影したんだ。街並みをトイレットペーパーの芯で作ったんだけど、友人や家族に協力してもらって2年分集めたよ。助監督に『芯に似た素材を使えば』と言われたけど、トイレットペーパーは芯のところで糊付けされていて、最後にはがすと少し紙が残るだろ? そこが重要なんだ(笑)」と妙なこだわりを見せ、会場の笑いを誘った。「恋愛睡眠のすすめ」はゴールデンウィークの公開。
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