なんとも不思議な世界が魅力。大友克洋の新作「蟲師」
2007年3月13日 12:00

「蟲師」の舞台は約100年前の日本。そこには、目には見えない不思議な生命体“蟲(むし)”が存在し、人と接触することで様々な障害を引き起こしてしまう。蟲を見ることができる主人公の“蟲師”ギンコは、しかし蟲を退治するのではなく、蟲と人との共存を模索しながら旅を続けるうちに、失っていた自身の過去に向き合うことになる。そんな主人公ギンコを演じたオダギリは「感覚的になってしまうが、一言では説明できない不思議な世界観が魅力」と作品をPR。昨年のベネチア映画祭コンペティション部門を含め24の映画祭で上映が決定し、30カ国近い海外からの上映オファーもあるが、共演の蒼井も「海外の人がどのように受け止めているのか分からないけど、日本人の私が見ても不思議な感覚になり、懐かしさを覚える」とコメントし、「撮影中は全部理解していたつもりでも、完成品を見たら分からない部分があった。1度目はリラックスして受け止めて、気に入ったら何度でも見てください」と語った。
3月24日ロードショー。
※サムネイルをクリックすると拡大画像が見られます


















関連ニュース





