「バベル」で注目を集める、もう1人の日本人俳優・二階堂智
2007年2月27日 12:00

脚本家・倉本聡が主宰する富良野塾出身の二階堂は、かつて夕張市で芝居を上演した経験もあり、夕張への思いもひとしお。「今、夕張は大変な時期。頑張って欲しい」とエールを送った。「ラスト・サムライ」で映画デビューを飾り、「バベル」が2度目のハリウッド作品となる二階堂だが、舞台経験で培った確かな演技力は早くも海外の批評家から絶賛され、国際派俳優として今後の活躍が期待されている。
本作でメガホンをとったアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の印象について聞かれると、「とてもこだわる監督。一昨年、何回にも渡ってオーディションを受けたが、撮影に入る直前まで『まだ本決まりじゃない』と言われ続けた」と、監督の徹底した“こだわり”に驚いたという。また、共演の菊地凛子については「いい意味でとても力強い女優」と評し、「撮影中は同志的な存在だった」と語った。その菊地と二階堂が見せる緊迫のクライマックスは、「とてもセンシティブなシーンなので、1週間かけて丁寧に撮影された」とのこと。映画のテーマでもある“愛と痛み”を象徴するような衝撃的なシーンに会場も深い感動に包まれていた。「バベル」は4月28日より全国ロードショー。
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