東京国際映画祭、「犬神家の一族」豪華キャストらで華々しく終幕
2006年10月31日 12:00
※06年11月3日(金)の「ニュース&噂」は祝日のため更新をお休みさせていただきます
東京国際映画祭、「犬神家の一族」豪華キャストらで華々しく終幕

10月21日より東京・六本木と渋谷の両会場で開催されていた第19回東京国際映画祭が10月29日に閉幕した。会場となった渋谷のBunkamuraオーチャードホールでは、クロージング作品として、市川崑監督の「犬神家の一族」が上映され、監督・キャストが舞台挨拶を行った。
会場には、27年ぶりに名探偵・金田一耕助に扮した石坂浩二やヒロインの松嶋菜々子ら総勢7名のキャストが駆けつけ、レッドカーペットを歩いて会場入りしたが、会場周辺に集まったファンからは、松嶋ら女優陣の艶やかな姿に歓声が上がった。
最後に行われた舞台挨拶では、市川監督が30年ぶりに自らリメイクした新作について「『ああしたい、こうしたい』という未練もあるが、愛着を持ってこの写真を皆さんと一緒に作ったので、ぜひご覧になって批評をお願いします」と91歳という年齢を感じさせない力強い口調で語った。
一方、主演の石坂は、「30年前の作品をリメイクするのは、人によっては『図々しい』と思われるかもしれないが、作品を観て『少しは進歩しているな』思ってもらえればありがたいです」と、素直な心情を吐露した。また、ヒロイン(野々宮珠世)の大役を果たした松嶋も、「私なりの珠世を演じようと思っていましたが、崑監督のマジックで、本当に良いところだけを拾って素晴らしい珠世にしていただきました」と、市川監督の手腕を絶賛した。「犬神家の一族」は、12月16日公開。
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