セリフはほぼアドリブ。「夢遊ハワイ」主演トニー・ヤン
2006年8月29日 12:00

作品は、兵役終了を間近に控えた青年たちが体験する、ひと夏の出来事を描いた青春ロード・ムービー。「最初に脚本を読んだときは、軽い感じで良さそうな話だなという印象。でもその脚本と完成した映画は全く別物です。監督から“大筋のストーリーさえあれば、あとは僕たちの感覚、経験に従って好きに作っていい”と言われたので、かなり自由にやらせてもらいました」と語る。また、登場人物のほとんどのセリフがアドリブだったようで、「役者同士がすごく良い関係であうんの呼吸になっていたので、即興で会話が作られていった」と明かした。
監督を務めるシュー・フーチュンは本作が長編デビューということだが、以前ドラマで一緒に仕事をしたことがあるという。「実のところ、以前は監督のことが好きじゃなかったんです。あの人と仕事をすると帰りが遅くなるから(笑)。でもこの作品で“役者は心を柔軟にして、周りで起こっていることや周りの人たちの想いを吸収していくことが大切”だと監督から学びました」
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