豪華絢爛「大奥」会見で早くも女同士の戦い?
2006年8月22日 12:00
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豪華絢爛「大奥」会見で早くも女同士の戦い?
江戸城大奥を舞台に女の愛憎劇を描いた人気TVシリーズ「大奥」の映画化が決定し、8月20日、その製作発表会見が東京・赤坂プリンスホテルにて開かれた。会場には実際にTVシリーズで使われた着物なども飾られ、会見を華やかに演出。舞台には江戸城大奥をイメージした奥行き約10メートルの廊下が設置され、仲間由紀恵、井川遥、高島礼子、浅野ゆう子ら出演者が、艶やかな着物姿で次々と登場した。
今回の劇場版は、正徳4年(1714年)に起こった大奥史上最大のスキャンダル「絵島生島事件」をベースに、物語が展開するという。その主人公・絵島を演じる仲間は、NHK大河ドラマ「功名が辻」に続く時代劇だが、「戦国時代とは違うし、人と人とのあり方などを身近に感じさせてくれる作品。一生懸命がんばって最高の作品にしたい」と意気込みを語った。また、女として互いに嫉妬するところはあるかとの質問に、浅野が「仲間さんと井川さんの20代に嫉妬します」と答えたが、井川は「私も先日30歳になりましたので……」とかわし、仲間はただひとり20代の女性ということに。劇中さながらの女同士の争いが、早くも勃発!?
監督はTVシリーズを手掛けた林徹が担当。撮影が行われる東映京都撮影所には、見せ場となる御鈴廊下を再現し、江戸城下町のオープンセットも建設。1億円以上かけて女優陣の豪華衣裳を新調するなど、シリーズ集大成として贅を尽くした映画になる。12月23日全国ロードショー。
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