小西真奈美が入魂の演技。「天使の卵」に原作者も太鼓判
2006年8月4日 12:00

直木賞作家・村上由佳の100万部を突破したベストセラー小説の映画化「天使の卵」の完成報告会見が、8月2日、東京會舘(東京・丸の内)にて行われた。会見には冨樫森監督、主演の市原隼人、小西真奈美、原作者・村山由佳らが出席した。
映画は、美大志望の浪人生・歩太(あゆた)と8歳年上の精神科医・春妃(はるひ)が、迷い、傷つきながらも愛を深めていく様子を描いた物語。「自分で観て何度も泣いてしまった。古き良き純文学を読んだ後のような気持ちになった」と言う春妃役の小西は、「私の中でずっと残しておきたい作品。40~50代の大人の方々にも若い頃を振り返ってもらえると思うし、いろんな人の中で残っていく作品になれば」とPR。撮影時も「頭で考えるより、現場で体当たりで演じていた」そうで、監督もそんな彼女を「役にぶつかってきて、意気込みを感じた。女優として脂が乗り切った、とてもいい時期にいる小西さんを撮影できて嬉しい」と評し、「天使の卵」は女優・小西真奈美の入魂の一作になっているようだ。
また、これまで本作の映画化企画が30以上もあったが、どれも実現しなかったという原作者・村上も「原作にないシーンも私が書いた世界をはずれず、より豊かになっている」と、映画の出来に太鼓判を押した。10月21日ロードショー。
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