森三中村上とチョン・ドヨン、愛されヒロイン対決
2006年8月4日 12:00
韓国で数々の映画賞を総なめにした、実話を元に描かれる純愛映画「ユア・マイ・サンシャイン」。今作で暗い過去を持つHIV感染者という難しい役に挑戦したチョン・ドヨンが、8月3日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで来日記者会見を行った。
この作品の発端となったのは、自分がHIVに感染していると知らずに売春して逮捕された女性について書かれた新聞記事。ドキュメンタリー出身であるパク・チンピョ監督が興味を持ち、取材を進めて映画化に至った。ヒロイン・ウナと、彼女の全てを受け入れる一途な男性ソクチュンの究極のラブ・ストーリーだが、監督からヒロイン役に指名されたチョン・ドヨンは、「衝撃的なストーリーを受け入れられず、承諾にかなりの時間を要した」という。しかしウナは多くの観客に支持され、愛された。「ウナがここまで受け入れられたのは、見た目が可愛いからではなく、ソクチュンからたくさん愛されて光り輝いたから」と語る。女性記者から“愛される女性像とは何か”と質問されると、「それを知っていれば、私はもっと恋愛を重ねてこれただろうし、今頃結婚していたでしょう」と苦笑しながら答えた。
その後、森三中の村上知子と黒沢かずこがゲストとして登場。ドラマ「ブスの瞳に恋してる」で“愛される女性”を演じた村上が、作中のお気に入りのシーンを真似して見せると、「そっくりです」と困ったように笑いながら答えていた。「ユア・マイ・サンシャイン」は秋ロードショー。