黒谷友香の官能ベリーダンス「TANNKA 短歌」
2006年5月23日 12:00
原作・監督・プロデューサーがすべて女性という製作体制で、等身大の女性像を描く今作は、まさに“女性による女性のための映画”。2人の男性の間で揺れるヒロインの心と体を表現する手段として、随所に短歌と官能的なベリーダンスが挿入されている。阿木監督は「自分の人生で映画を撮るなんて考えたこともなかったが、『TANNKA 短歌』は全ての女性へのメッセージが込められている作品ということで挑戦しようと思った。この映画を見て、もう一度恋がしたいと思ってもらえれば嬉しい」と意気込みを語った。また、原作者の俵万智は「活字が映像になったときの迫力を感じる。私がまいた「トリアングル」という種が、映画という大きな花になった」とコメント。ヒロイン・薫里を演じた黒谷友香は、会見前にセクシーな衣装でベリーダンスを披露。「ベリーダンスは初めての挑戦だったが、“女”を実感できるダンスで楽しい。新しい自分を発見できた」と語った。
6月中旬にクランクアップ予定の「TANNKA 短歌」は、今秋、東映系劇場で公開。