きっかけは北野たけし。島田洋七の「佐賀のがばいばあちゃん」
2006年2月14日 12:00

広島の実家から佐賀のおばあちゃんの家に預けられた明広少年(洋七)とがばい(=すごい)おばあちゃんの貧しくも明るい昭和30年代前半の生活をコミカルに描いた本作。原作を書き起こすきっかけをきかれた洋七は「8~9年前に六本木の寿司屋で(北野)たけしと母親の話になったときに、『お前の母親はどんなだった?』と聞かれ、俺はおばあちゃんに育てられたからと、その祖母の話をしたのが最初。話を聞いたたけしが泣きながら笑い転げてね。『お前、その話を全部メモにとっておけ』と言われたので、言われた通りそれを書きためたら、本になり、そして映画になったんです。諦めずにやってみるもんだなあ」と感慨深げに語った。
おばあちゃん役の吉行和子、母親役の工藤夕貴、叔母役の浅田美代子といったキャスティングについては「みんなキレイでビックリしましたよ。工藤さんみたいな若くてキレイな母親だったら、佐賀には行きませんでしたよ。うちの母ちゃんだから行ったんです」と話し場内は大爆笑。そして、吉行と浅田の2人は口々に「佐賀弁が難しかった」と話していたが、洋七は「佐賀以外の方は分かりませんので(笑)。佐賀なんて人口80人くらいしかいませんから(笑)」と笑いでフォローし、会見は洋七の独壇場となっていた。
「佐賀のがばいばあちゃん」は4月22日に九州で先行公開され、6月に東京、大阪、広島を中心に全国公開となり、その後、劇場のない地域では学校や公民館での上映も予定しているという。
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