V6岡田君が「ゲド戦記」でアニメ声優デビュー
2006年2月14日 12:00
宮崎駿監督の長男、吾朗氏が監督デビューを果たすことでも話題のスタジオジブリ最新作「ゲド戦記」のメイン声優が、13日、配給の東宝から発表された。主人公の王子アレン役をV6の岡田准一、アレンとともに旅に出る大賢人ゲド役を、ベテランの菅原文太が演じる。
アフレコ収録開始は早くても4月になるとのことだが、吾朗監督は主演の岡田に対して「少年らしいが同時に落ち着いている声は、どこかナーバスさも併せ持っていると思う。少年アレンに一層のリアリティーを与えてくれるはず」と期待を寄せた。
一方、大役を務めることになった岡田は「子供のころから観ていたジブリ作品に参加できるのはとても幸せです。大切に声を演じていきたいです」と意欲を語った。なお、岡田は04年公開の「サンダーバード」で日本語版吹き替えを担当したことがあるが、アニメ声優は本作が初チャレンジとなる。
また、「千と千尋の神隠し」以来、2度目のジブリ作品登板となる菅原は、「吾朗監督はこの作品で大風を巻き起こし、列島にうずたかく積もった金と欲望のちりとほこりを吹き払い、徳ある国の姿を見せてくれるに違いない」と、威厳あるコメントを寄せた。「ゲド戦記」は7月公開予定。