ピーター・ジャクソン、ハリウッド・デビュー作の続編を
2005年12月27日 12:00

ピーター・ジャクソン監督が、96年に発表した「さまよう魂たち」の続編製作に興味を持っていることを明らかにした。エンターテインメント系ウェブマガジンCanMag.comが報じたもの。「さまよう魂たち」のディレクターズ・カット版DVDを発売したばかりのジャクソン監督は、もしDVDのセールスが良ければ、続編製作をユニバーサルに持ちかけるという。
「さまよう魂たち」はピーター・ジャクソン監督のハリウッド・デビュー作で、幽霊と話せる能力を使ってインチキ悪魔祓いをしていた主人公が、残虐な死神と対決する姿を描くホラーコメディ。マイケル・J・フォックスというスターを起用したにもかかわらず、全米で1675万ドル(約19億6000万円)という興行成績に終わっていた。
ジャクソン監督は、当時「キング・コング」のリメイク企画を進めていたが、「さまよう魂たち」が商業的に失敗したことにより、製作中止に追い込まれたという経緯がある。念願だった「キング・コング」が頓挫してしまったので、「さまよう魂たち」のために立ち上げたVFX工房WETAを生かそうと、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の企画に取り組むことになったのである。結果的には、「さまよう魂たち」がコケたおかげで、「ロード・オブ・ザ・リング」が誕生したというわけだ。ちなみに、「さまよう魂たち」の続編が実現した暁には、マイケル・J・フォックスに小さな役でもいいから出演して欲しいという。
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