今回、自らの集大成とも言える作品を作り上げたハーク監督。音楽を「攻殻機動隊」など
押井守監督の作品で知られる
川井憲次を起用したことについて、「今回、この企画を思いついた段階で、川井さんに頼もうと思いました。ただ、川井さんは中国映画の音楽をつけたこともなければ、武侠映画も初めて。それで、なぜ彼を選んだかというと、彼の音楽がロマンティックで特異だからです。今回この作品を作るにあたって、今までと同じ武侠映画を作ろうとは思っていませんでした。まったく違う作品にしたかったのです」と人選の意図を語った。
また、主演の
ドニー・イェンは、そんなハーク監督について「今回12年ぶり4回目の彼の作品への参加でした。彼はいつも進歩していて、私としては、彼に追いつきたい一心で監督業にも精を出してきましたが、なかなか追いつけません。彼は4、5日徹夜出来る人で、毎日『寝るな』と言われながら撮影しました。色々な意味で、
ツイ・ハークは真の巨匠だと思いますね」と笑みを浮かべながら語った。「
セブンソード」は10月1日公開。