「続編はないよ」。「スター・ウォーズ」ご一行が来日
2005年7月12日 12:00
7月9日に公開され、予想通りの大ヒットスタートを切った「スター・ウォーズ エピソード3」だが、公開直前の7月6日には、東京・新宿のパークタワーホールにて、ジョージ・ルーカス監督、アナキン役のヘイデン・クリステンセン、パルパティーン役のイアン・マクダーミドによる来日記者会見が行われた。
77年の第1作目から数え、28年にも及んだシリーズを撮り終えたルーカスは、感慨深げに「最後の試写では、果たして想像どおりに仕上がっているか心配でドキドキしたが、思ったとおりの仕上がりだったのでホッとしたよ」と笑顔で語った。また、「本当にこれで最後なのか?」という質問に対しては、「ストーリーとしてもう完結してしまったので、続編を作ることはないでしょう。ただ、お馴染みのキャラクターたちが活躍するアニメ『クローン戦争』と、マイナーなキャラクターたちに焦点を当てた実写映画を現在企画しています」と語り、ファンの期待をつないだ。
一方、完成した作品を観た時の心境を問われたヘイデンとマクダーミドは、「自分の撮影が終了してから2年間、ポストプロダクションの長いプロセスがあって、永遠に待たされているような気分でしたが、僕の期待を凌駕していたので本当に嬉しかったです」(ヘイデン)、「まさに『参りました!』と降伏するような感銘を受けました。アメリカ映画の中でも最高傑作だと思います」(マクダーミド)とそれぞれルーカスを持ち上げた。