クラウディア・シファーの夫が「X-MEN3」の監督を降板
2005年6月7日 12:00
「X-MEN3」の監督が電撃交代した。「スーパーマン・リターンズ」を引き受けて降板したブライアン・シンガーの後任として、昨年「Layer Cake」で監督デビューした新鋭マシュー・ボーンが「X-MEN3」の準備を進めていたが、クランクインのわずか2カ月前に突然降板を表明。急遽「ラッシュアワー」シリーズや「レッド・ドラゴン」で知られるブレット・ラトナー監督に決定した。ちなみにラトナーは以前「スーパーマン・リターンズ」の監督を引き受けていたが、降板していた。
ボーンの降板理由は、ロンドンで暮らす家族と長期間離ればなれになりたくないからというもの。ボーンは当初、必要なときだけロケ現場であるバンクーバーとロサンゼルスに渡航すればいいと考えていたらしいのだが、大作映画である「X-MEN3」を06年5月の全米公開に間に合わせるためには、ほぼ1年間アメリカに居住しなければならないことが判明し、辞退することにしたようだ。ちなみに、ボーンはスーパーモデルのクラウディア・シファーと結婚しており、2人の子供がいる。