主演女優がバラクーダに噛まれた「オープン・ウォーター」
2005年4月26日 12:00

昨年のサンダンス映画祭で話題をさらった海洋サスペンス「オープン・ウォーター」の公開を前に、監督のクリス・ケンティスとプロデューサーのローラ・ラウ夫妻がPRのために来日。4月26日、東京・内幸町の帝国ホテルで記者会見を行なった。
監督・脚本・編集の3役を務めたケンティスは本作製作のきっかけについて「始まりは、98年にオーストラリアのグレートバリア・リーフで2人のアメリカ人が行方不明になったことでした。ですが、当時はまだ撮影設備や予算の関係で断念せざるをえませんでした。しかし、00年を過ぎたあたりになると、デジタルビデオの性能が格段に上がり、本作の製作が可能になりました。撮影クルーも私を含めて2~3人という低予算の作品でしたが、低予算であることを利点にして製作しました」とコメント。
一方、妻でプロデューサーのラウは、製作中の苦労話を聞かれると「私達はニューヨークに住んでいるのですが、このような役が欲しいと思っている人は沢山いるわけです。ですからオーディションでも困ったことはありませんでした。ですが、撮影中は主演女優のブランチャード(・ライアン)がバラクーダに噛まれるなどのハプニングがあり、大変でした」と苦笑い。
会見終了間際にはダイビング経験者のタレント、辺見えみりが登壇。映画の感想を聞かれると「経験者にしかわからないリアルさがある」と答え、会見を締めくくった。6月、シネクイントほかにてロードショー。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント