「ダ・ヴィンチ・コード」、キリスト教司祭にお伺い
2004年12月7日 12:00
主演がトム・ハンクスに決定した映画版「ダ・ヴィンチ・コード」の製作者が、キリスト教関係者にコンタクトを取っていることが明らかになった。アキバ・ゴールズマン(「ビューティフル・マインド」)が執筆した脚本を監修してもらうため、著名なキリスト教学者であるリチャード・マクブライエン司祭などにアプローチしているという。
来年5月のクランクインを控えた映画の製作者側が、キリスト教関係者に対して敏感になるには当然の理由がある。ダン・ブラウン原作の大ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」のなかで明かされる「キリストの秘密」は、教会や聖書の正当性を否定するもので、アメリカの熱心なキリスト教信者は激しく反発している。もし、トム・ハンクス主演の大作映画としてこのまま映画化すれば、かつてボイコット運動に発展した「ドグマ」(ケビン・スミス監督)以上の論争勃発は避けられないため、いまのうちにキリスト教関係者にお伺いを立てておこうということらしい。ただし、「キリストの秘密」がストーリーの核になっているため、これを教会の要求通りに変更してしまうと、話が成立しなくなるという問題がある。製作者側は、妥協点を探りながら脚本に修正を加えていくことになりそうだ。映画は、06年5月19日に全米公開される予定。
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