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三谷幸喜も太鼓判。たった2人の密室劇「笑の大学」

2004年10月5日 12:00

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(左より)役所広司、三谷幸喜
(左より)役所広司、三谷幸喜
人気脚本家、三谷幸喜の作品の中でも傑作の呼び声が高い同名舞台を映画化した「笑の大学」が完成。9月30日、東京・銀座のル・テアトル銀座にて三谷幸喜星護監督(「古畑任三郎」「僕の生きる道」)、主演の役所広司稲垣吾郎らが会見を行い、自信のほどをアピールした。
本作は、笑ったことがない検閲官と笑いに命を懸ける喜劇作家が、1冊の台本を巡って繰り広げる7日間の攻防を描いたヒューマン・コメディ。登場人物はたった2人、しかも密室劇ということで、極めて映像化は難しいと思われていたが、完成した映画の感想を求められた三谷は「正直、映画を観るまでは心配だったが、2回観て2回とも話に引き込まれた。一見地味に感じるかもしれないシーンでも、凄く細かい点まで映画的な工夫をいっぱいしていると思う。何度でも観直したい」と褒めちぎってみせた。
また、主演の2人も「面白い脚本を自分が演じられる喜びと、自分が演じることで面白くなくなってしまうのではないかという恐怖の両方があったが、やっぱり演じられるのは喜びでした」(役所)、「役者・稲垣吾郎としてのドキュメンタリーの一面もあるかも。一皮向けた気がするので、そういう視点でも観てもらえたら」(稲垣)と、それぞれ充実した表情で語った。10月30日よりロードショー。

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