ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンド役を降板?
2004年8月3日 12:00
7月27日、エンターテインメイト・ウィークリーのウェブサイトのインタビューで、「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナンがボンド役を降板する意思を明らかにした。ブロスナンは「関わった4作品のどれもが良い思い出だが、これ以上ジェームズ・ボンドについて語ることはない。もう終わったことだ」と、20作目の「007/ダイ・アナザー・デイ」が最後だと語った。
「ダイ・アナザー・デイ」で契約は切れているものの、続投の姿勢を見せていたブロスナンが突然降板を表明をした背景には、タイトル未定の第21作の脚本に不満があるからだとみられている。ブロスナンは、最近の「007」が、キャラクター描写を軽視し、派手なアクションばかりに力を入れていることを批判していた。製作スタジオのイオン・プロダクションとMGMは、ブロスナンの降板に関してノーコメントとしているが、新ボンド探しが始まるのも時間の問題のようだ。現在、候補として噂になっているのは、英国出身ではコリン・ファースやヒュー・グラント、クライブ・オーウェン、ヨアン・グリフィズ、ジェラード・バトラー、ジュード・ロウ、ユアン・マクレガーなど。また、オーストラリア出身では、エリック・バナやヒュー・ジャックマン、ヒース・レジャーなどの名前が挙がっている。
「ボンド21」の公開予定は05年11月。だが、ボンド騒動の行方如何によっては、公開延期の可能性もありそうだ。
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