シュワ知事、セクハラ講義中にまたセクハラ!
2004年4月6日 12:00

米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が、1月下旬に、州司法省幹部からセクハラ予防の講義を受けていたことが分かった。しかし2時間の講義終了後、講師を務めた女性からセクハラで告訴されてしまった。
シュワ知事は、昨年10月の州知事選前、過去のセクハラ疑惑が次々と浮上。選挙当日までに16人もの女性がシュワのセクハラ行為を訴え、当選が危ぶまれた経緯がある。報道官によれば、今回の講義は州政府職員らが任意で受講するもので、シュワは知事として同じ過ちを犯さぬよう自主的に受講したものとみられている。
だが、問題はその受講態度。講師によれば、講義中にシュワが「私の胸について、スタッフたちとジョークを言い合った」、さらに「私の隣に座って、知事を楽しませてくれないか」と言ったという。この女性講師は、シュワやスタッフたちの態度にうんざりし、講義終了後直ちに告訴した。これを受けてシュワは「私は遊んでいただけだ」と弁明。さらに「彼女は少し敏感すぎるんだよ」とコメントし、「スタッフたちにどんなふうに振る舞ってはいけないか見せていただけ。ただのデモンストレーションなんだ」と語っているという。シュワ知事は、この裁判に徹底抗戦する構えを見せているが、お遊びにしてはいささか度がすぎたようだ。
ちなみに、過去のふるまいについてシュワは、「不適切だった」と謝罪しているものの、詳細については一切明らかにしていない。
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