「ファインディング・ニモ」盗作裁判、続報
2004年3月16日 12:00
フランスの作家が「ファインディング・ニモ」は盗作であると主張していた件を以前お伝えしたが、フランスの法廷は作家の訴えを却下した。フランク・ル・カルベスという作家は、熱帯魚のカクレクマノミをモデルにした児童向けの絵本「Pierrot Le Poisson Clown」を02年11月に出版したが、「ファインディング・ニモ」が公開されてからは、ニモと類似しすぎているという理由から、絵本を有名書店で取り扱ってもらえなくなったと主張。「Pierrot Le Poisson Clown」のアイデアを思いついたのは9年前で、アニメ化を狙って各映画会社に売り込みにいった経験があることから、「ファインディング・ニモ」は自分のアイデアを盗んだものに違いないとして、「ファインディング・ニモ」の興行収入やマーチャンダイジング収益の分配を要求していた。しかし裁判官は、「ニモは赤いが、(カルベスのキャラクターである)ピエロはオレンジ色だ」などの理由で、2つのキャラクターを一般人が間違える危険性が少ないと判断し、作家の訴えを却下。また、もし2つのキャラクターが似通っているとしても、ディズニー側は02年の2月にコピーライト登録をすませているので、02年11月に登録した「Pierrot Le Poisson Clown」よりも先行しているという。
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