「みなさん、さようなら」でオスカー。クールなアルカン監督が来日
2004年3月16日 12:00

そして、“The Barbarian Invasions”(蛮族の侵入)という本作の原題について、「私は古代ローマ帝国と現在のアメリカ帝国が辿る運命は同じだと思うんだ。帝国は、常に蛮族から侵略を受ける運命にあるわけだから。アメリカは第2次大戦以降絶えず戦争を繰り返してきたし、これからも繰り返すだろう。また、戦争だけが帝国を蝕むわけじゃない。麻薬、非合法移民、エイズにSARS、狂牛病などの伝染病なども蛮族で、このすべての蛮族に対して経済的対応が出来なくなったときに帝国は終焉を迎えるわけだ。そして、今、我々はまさに“その時”を生きている。映画では“その時”を主人公であるレミに体現してもらい、その姿を描いた。レミにとってはガンという病気が蛮族なんだ」とまとめた。「みなさん、さようなら」は4月24日より公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

傑作SFアドベンチャー、無料放送!
【製作費1億7000万ドル超の大作】近代文明崩壊、人々の運命は…(提供:BS10 スターチャンネル)