ベネチアでトリプル受賞!韓国映画「オアシス」記者会見
2004年1月13日 12:00

02年のベネチア国際映画祭で最優秀監督賞など3部門で受賞した韓国映画「オアシス」(イ・チャンドン監督「ペパーミント・キャンディー」)の日本公開に先駆け、主演女優のムン・ソリがプロモーションのため来日し、8日、Bunkamura(東京・渋谷)で会見した。
本作は刑務所を出所したばかりの男と四肢麻痺の障害を持つ女性という、社会から疎外された2人の純粋な愛を描く作品。ムン・ソリはこの役を引き受けたことについて、「人生で最大の葛藤だったかもしれない」と吐露。周りからも辞めるように云われたが、女優を続けるにあたって、この役は避けることの出来ないとても大事な仕事と感じ、引き受けたという。また「容姿が美しく、可愛らしく振舞っていれば、誰でも女優になれるというわけではないということを証明するためにも、この役を演じなければならなかった」と語った。2月7日よりロードショー。
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取材 オリジナル アジア 海外映画祭

